活用例
権限に基づくEC運用
複数のブランド、マーケットプレイス、仕入れ先を扱う事業者は、多数のセッションを管理することになります。これらは混同してはならず、失うことも業務に影響します。
具体的な作業
1つの運用チームが、自社のオンライン店舗、外部マーケットプレイスの販売者アカウント、仕入れ先ポータル、決済管理画面、物流ツールを扱います。作業はブランド、地域、勤務時間帯ごとに分担されます。セッションは長期間使われ、再認証にはその場にない端末や電話番号、担当者の対応が必要になりやすいため、作り直すには手間がかかります。
普段使いのブラウザーでは難しい理由
マーケットプレイスの管理ツールはセッションの状態に左右されるため、1つのプロファイルでブランドを混在させると実際の業務上のリスクが生まれます。交代時の引き継ぎが認証情報の共有になりがちです。ノートパソコンを失うとセッションも失われ、復旧には復元が難しいアカウントでの手続きが必要になります。どの担当者がどのアカウントで操作したかも記録されません。
Isolineでできること
セッションを個人の持ち物ではなく、組織で管理する資産として扱います。
- ブランド、マーケットプレイス、仕入れ先ごとにプロファイルを用意し、ストレージとプロセス管理を分離します。
- ロールとロックを使い、パスワードをメッセージで送ることなく、ワークスペース内で交代時の引き継ぎを行います。
- バックアップと最後に正常だった状態への復元を日常の運用に組み込み、端末の故障に備えます。
- 通常の出力には秘密情報を含めず、業務ツールから認証情報が漏れないようにします。
ワークフローを整える
- アカウントや作業ごとに分かりやすい名前のプロファイルを作成し、クライアント、ブランド、プロジェクト別にまとめます。
- 適切なプロキシを設定し、作業前にプロファイルの設定を確認します。
- チームメンバーには必要なアクセス権だけを付与し、引き継ぐ前にプロファイルを閉じて保存します。
この用途での利用権限について
対象は、自社が所有するか、運用する権限を与えられたアカウントです。利用停止を回避するための販売者アカウントの作成、マーケットプレイスから禁止されたアカウントの運用、1つの販売者を複数の販売者に見せる行為は含みません。